ボツリヌス療法・
脂肪溶解注射

• 額や眉間、目尻のシワが気になる
• 笑った時に歯茎が見えてしまう
• エラの張りを改善したい
• 小顔になりたい
• 肩のこりを軽くしたい
• 首を長く見せたい
• 脇汗がたくさん出て困っている

シワを改善し若々しい印象に

シワの元になる筋肉を緩め、シワを改善する効果があります。老けた印象を持たれやすい表情ジワは筋肉が原因となって生じます。同じ表情を繰り返すことで、その表情をつくる筋肉の緊張によってシワが形成され、徐々に深くなり数も増えていきます。表情ジワが深くなると目立つようになり、メイクもよれやすくなるため、老けた印象を与えてしまいます。
シワを形成する筋肉にボトックスを注射することで、筋肉の緊張がなくなるためシワの改善が期待できます。険しい印象を与えてしまう額や眉間にできるシワもボトックスを打つことで優しく穏やかな表情になることが期待できます。

額のボトックス

額にできる横に伸びるシワは陰影が強調され、上から光が当たると目立ちやすいです。
額のシワはびっくりした時や目を見開いた際にできますが、深くなるとこうした表情でなくてもシワが目立つようになり、老けた印象を与えてしまいます。また、上瞼の筋肉が低下することで目を見開く際に眉毛が上に上がるようになり、よりシワが深くなっていきます。性別を問わず、こうした額にできるシワの解消にボトックスが効果的です。
ボトックスはシワが薄い段階から行うことでシワの予防効果が期待できます。欧米の方は表情の動きが大きいため、若い頃からボトックスを行う方が多い傾向にあります。特に、額は皮膚の浅い層に少しずつ注射を行うことで、つるんとした若々しい印象を与えることが期待できます。

眉間のボトックス

眉間のシワは眉をひそめる際にできますが、何度も眉をひそめていると常にシワが少し寄っているような状態になります。一時的にシワが寄っているだけであれば問題ないですが、常に寄っていると険しい表情になり怒っているような印象を与えかねません。ボトックスを注入することにより、眉間に形成されたシワを改善でき、優しく穏やかな表情になることが期待できます。

目尻

目尻のシワは笑った時にできるものなので、温和な印象を持たれることもあります。
そのため、当院では目尻にできたシワは必ず治療が必要なものではないと考えていますが、化粧がシワに溜まってしまい、気になって笑えないと悩まれる方もいらっしゃいます。そのような場合、ボトックスを少量注入することで改善できる場合があります。患者様と相談しながら、適切な注入量を決定しておりますので、お気軽にご相談ください。

バニーライン・鼻根・
ガミースマイル・
口角・梅干しジワ（顎）

鼻の付け根の斜めのシワをバニーラインと呼び、表情のクセによって出現します。鼻筋や上唇鼻翼挙筋が緊張することで出現します。鼻根の横ジワは鼻根筋が収縮することで出現します。
笑った時に歯茎が見えてしまうのが気になる方には、口唇を挙上する筋肉である上唇挙筋と上唇鼻翼挙筋を弛緩させることで歯茎が出にくくなります。
口角の下がりが気になる場合は、口角を下げる口角下制筋に対して注射をすることで口角を下げる筋肉が弛緩して、口角を少し上げることができます。
顎の梅干しジワが気になる場合は下顎部の顎の筋肉に注射をします。

エラ・耳下腺・小顔効果

耳の下からエラには咬筋と呼ばれる筋肉があります。咬筋は食いしばりなどによって発達しますが、発達することによりエラが張って、顔が大きく見えてしまいます。ボトックス注射では咬筋を一時的に緩めることが可能です。ストレス社会となった現代では、歯を食いしばる方は多くいらっしゃいますが、スポーツなどを行っている方も力を入れる際に食いしばるため、咬筋が発達していることが多いです。ボトックスを注射して咬筋を緩めることで、エラ張りが改善され小顔効果が期待できます。
　耳前部にもたつきがある方は耳下腺（唾液腺の一つ）が発達している場合があり、ボトックスを打つことで耳下腺の発達が抑えられ、顔の輪郭がすっきりとした印象になります。
　広頚筋は首の前方にある膜様の薄い筋肉です。広頚筋が発達していると顔の皮膚を引き下げてしまいます。広頚筋にボトックス注射をすることでリフトアップ効果が期待できます。
※エラの骨が張っているケースではボトックス注射による小顔効果は期待できません。

ワキ汗

ワキ汗にもボトックスは効果的です。ワキの皮膚にボトックスを注射すると、発汗を促す神経伝達物質の働きが抑えられ、発汗量が減少します。少量を何度も注射するため多少の痛みを伴いますが、当院では極細の針を使用し、患部を冷却しながら施術を行っております。一般的な効果の持続期間は3～6ヶ月のため、年に1～2回、ワキ汗が出やすい春夏シーズンの前に行うことで、快適に過ごしていただけます。
※原発性腋窩多汗症の患者様には、ワキの発汗を抑制する外用薬の処方に健康保険が適用されます。医薬品となり、一般的な制汗剤とは全く別の機序のため、医師の診察を受けて注意事項に従って使用する必要があります。
当院でも処方しておりますので、症状にお悩みの方はお気軽にご相談ください。

アレルギー

アレルギー反応は様々な物質に対して起こるため、ボトックスでもアレルギー反応が現れる可能性がありますが、報告件数自体はそこまで多くありません。過去にボトックスによってアレルギーと疑われるような症状が現れた経験がある場合、ボトックスを注射することはできません。
またアレルギーではありませんが、ボトックスを繰り返すことで中和抗体ができてしまい、効果が現れにくくなることがあります。短期間で大量のボトックスを打つことでできやすいと考えられていますが、顔面に使用する一般的な量であれば滅多にできることはありません。

痛み

極細針を使用しますが、刺入する際に軽い痛みが起こります。また、薬剤を注入する際には鈍い痛みを伴います。
注射が苦手、注射を打つと気分が悪くなるという方は、事前にお知らせください。

赤みや腫れ

注入量は少ないですが、異物を体内に入れるため赤みや腫れが現れることがあります。治療後、何も症状が現れずにお化粧をしてご帰宅頂けるケースがほとんどですが、赤みや腫れ、痛み、内出血などの症状が現れた場合はご相談ください。医師が状態を丁寧に確認し、適切な対処を行います。

違和感

過剰な緊張状態になった筋肉を緩めるため、違和感がある方もいらっしゃいます。注射後、約2週間で最も感じやすくなり、その後は少しずつ落ち着いていきます。
額や眉間に対してボトックスを注射する場合、額や瞼などが張りつく、重いと感じることがあり、頭痛が起こることもあります。
エラに対して注射する場合、食べ物を噛むのに使われる咬筋に作用するため、硬いものを噛んだり口を大きく開いたりする際に、顎の疲れや噛みづらさを感じます。

眼瞼下垂

額や眉毛の上にボトックス注射を行う場合、上瞼が垂れ下がる「眼瞼下垂」が起こることがあります。これは、ボトックスが瞼を持ち上げる筋肉にまで作用し、筋肉が緩んで瞼が下がることが原因です。眉毛の上に注射する場合は眼瞼下垂にならないように、注射位置に注意しながら注射を行います。なお、眼瞼下垂が起こった場合、ボトックスの作用は2週間ほどでピークに達するので、それ以降は少しずつ元の状態に回復していきます。症状が出た場合は医師にご相談ください。

眉毛下垂

額のシワを改善するためにボトックスを注射すると、眉毛を持ち上げる筋肉にまで作用することで眉毛が下がり、それに伴って眼瞼下垂が起こる可能性があります。眼瞼下垂と同じく、ピークとなる2週間を過ぎれば少しずつ元の状態に回復していきます。バランスを整えると改善することもあるため、症状出現時はご相談ください。

脂肪溶解注射とその効果

ボツリヌス療法と
脂肪溶解注射の同時施術

ボツリヌス療法と脂肪溶解注射は、顔や体の様々な部位に対応している施術ですが、同じ部位に行うことでより高い効果が期待できます。

フェイスライン

フェイスラインへの同時施術は、より小顔を目指したい方にお勧めです。
フェイスラインにコンプレックスを抱えている方の中には、エラが張っている、脂肪が付いているなどで悩まれている方も多いです。筋肉の働きをゆるめてエラの張りを改善できるボツリヌス療法と、脂肪を減少させる脂肪溶解注射を同時に行う事で、これら2つのお悩みが一度で解消でき、よりすっきりとした小顔を目指せます。
またボツリヌス療法にはたるみを改善する効果もあるため、たるみと脂肪の蓄積によってフェイスラインが気になる方にもお勧めです。