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エレクトロポレーション(CARESYS-S)

エレクトロポレーションとは

エレクトロポレーションは、専用の機器から皮膚表面に微弱な電気を与えて一時的に細胞間に微細なすき間を作ることで、美容成分を皮膚深層まで届ける施術です。イオン導入では、ヒアルロン酸や成長因子などの高分子を皮膚深層まで届けることができませんでしたが、エレクトロポレーションでは皮膚深層まで届けることができます。また、ダーマペンでは針を使って皮膚に穴を開けますが、エレクトロポレーションでは皮膚表面に傷をつけることはないため、施術による痛みやダウンタイムはほとんどありません。
当院ではケアシスによるエレクトロポレーション導入をしております。
ケアシスでは、マイナス25℃~45℃の温度調節をしながら導入できるクライオ技術が搭載されております。
温めると毛穴が開き、さらに肌に導入成分を浸透させることができ、またクーリングすると血管が収縮するため、浸透した成分をより長く真皮内にとどまらせることができます。またクーリングすることで他の治療による赤みの鎮静にも効果を発揮します。
 当院では導入剤を複数種類ご用意しており、ご希望の効果に応じて選んでいただくことができます。

イオン導入とは

エレクトロポレーションは、微弱な電流を流すことで細胞間のすき間をつくり、美容成分を皮膚深層まで届ける施術です。一方、イオン導入は微弱な電流を流すことで、皮膚のバリア機能を突破し、皮膚深層に美容成分を届ける施術です。皮膚は表皮・真皮・皮下組織の3つの層に大別され、表皮は角層、顆粒層、有棘層、基底層の4つの層で成り立っています。角層は酸性で陽イオン(+)が多く、顆粒層はアルカリ性で陰イオン(-)です。この2つが互いに反発し合うことで、バリアの役割を担う膜が形成され、美容成分が皮膚深層まで届きにくくなっています。イオン導入により微弱な電流を流すことで、角層と顆粒層が中性に傾き、反発が弱まります。これにより、膜のバリア機能が弱まり、美容成分が皮膚深層まで届きやすくなります。

エレクトロポレーションと
イオン導入の違い

微弱な電気を流して美容成分を皮膚深層まで届ける点については同じですが、エレクトロポレーションは細胞間のすき間を作るため、ヒアルロン酸などの大きい分子も皮膚深層まで届けることが可能です。一方、イオン導入では膜のバリア機能を低下させて美容成分を届けるため、ヒアルロン酸のような大きい分子を届けることが難しいです。こうした違いがあることから、エレクトロポレーションはイオン導入に比べ、浸透率が20倍ほど高いと考えられています。

エレクトロポレーションで
用いる導入薬剤

当院では、スタンダード(レナトス:ビタミンC・ヒアルロン酸・トラネキサム酸)やプレミアム(ペップビュー:7つの成長因子)の薬剤を使用しており、患者様の希望に応じてプラセンタなどを追加することが可能です。

ヒアルロン酸

ヒアルロン酸は体内にも存在する成分で、肌の弾力性や水分を維持する役目を担っています。そのため、ヒアルロン酸を体内に注入することで、皮膚にハリや潤いを与え、乾燥が原因となるシワやたるみの改善が期待できます。

ビタミンC

ビタミンCはコラーゲンの生成に欠かせない成分で、抗酸化作用や抗炎症作用を持っています。ビタミンCを注入することで、シワやシミ、ニキビ、毛穴の開きなどの改善が期待できます。また、シミを作るメラニンの生成を妨げるため、色素沈着などの改善・予防にも効果的です。

トラネキサム酸

トラネキサム酸は抗炎症作用、抗アレルギー作用を持っており、湿疹などの治療に用いられています。メラニンの生成を抑え、肝斑の改善が期待できます。また、抗炎症作用があるので、肌の赤みや腫れを改善することも可能です。

成長因子(ペップビュー)

成長因子は幹細胞培養液から抽出されます。ペップビューは、肌の回復・再生を促す7つの成長因子を高濃度で配合した薬剤で、細胞を活性化させる成分が含まれており、コラーゲンを増やすことで、肌のたるみやシワ、ニキビ跡、毛穴の開きを改善することが期待できます。

プラセンタ

プラセンタにはミネラルやアミノ酸、成長因子が豊富に含まれています。プラセンタを注入することで、肌のターンオーバーを促進して肌にハリをもたらし、たるみやシワの改善が期待できます。

このような方にお勧めです

  • ハリ・艶のある肌を手に入れたい
  • 潤いあるみずみずしい肌を手に入れたい
  • シミやくすみを改善したい
  • 肝斑を改善したい
  • たるみやシワを改善したい
  • 毛穴を引き締めたい
  • ニキビ・ニキビ跡を改善したい
  • 刺激・痛みの伴わない施術がしたい

当院で行う
エレクトロポレーションの
特徴

ケアシスSを導入しています

当院ではエレクトロポレーションの機器において注目を集めているケアシスSを導入しています。パルス幅が短い微弱な電気を流すことで、細胞膜に一時的にすき間を作り、美容成分を皮膚深層まで届けます。浸透率はイオン導入に比べて20倍以上高いです。また、ケアシスSは、皮膚と接触する金属バーを45℃から-20℃まで設定でき、温めることで血流を促し、その後冷やして血管を収縮させることで、皮膚に薬剤を長期間留まらせることができます。

経験豊富な医師が患者様に
合わせた適切な治療を
ご提案します

当院では、熟練の専門医が各患者様の肌の状態を丁寧に確認し、適切な治療方針をご提案します。気になることはお気軽にご相談ください。

使用する薬剤を
選んで頂けます

当院では使用する薬剤を患者様自身に選んで頂けます。例えば、スタンダードの薬剤(ビタミンC・ ヒアルロン酸・トラネキサム酸配合)にプラセンタやビタミンCを追加頂くことが可能です。また、ペップビューの成長因子が入ったプレミアム薬剤もご用意しています。

施術の流れ

1カウンセリング

医師とスタッフが患者様の肌の状態を確認し、お悩みをお伺いした上で、適切な治療をご案内しています。また、施術にあたっての注意事項もご説明するので、何か不安な点や分からないことがあれば、お気軽にご相談ください。す。

2洗顔

施術前に洗顔(クレンジング)をして頂きます。

3施術

美容成分を患者様に選んで頂き、施術を開始します。皮膚表面に微弱な電流を与えるため、ピリピリと感じることがあります。施術中に違和感や痛みが起きた場合はすぐに医師にお知らせください。

4アフターケア

施術メニューや施術後の肌の状態に応じて、保湿などのアフターケアを行います。その後はご帰宅いただけます。

施術後の経過とリスク

  • 微弱な電流を流すため、施術中にピリピリとした感覚を覚えることがあります。
  • 導入成分によっては、アレルギー反応が起こり、肌にむくみや赤みが現れることがあります。
  • 施術当日から、洗顔やメイク、入浴、運動、飲酒が可能です。

下記に当てはまる方は、施術を受けられないことがあります。予めお伝えください。

  • 直近3ヶ月以内に他の美容施術を受けられた方
  • 肌トラブル、もしくは施術部位に皮膚疾患をお持ちの方
  • ペースメーカーや金属製のプレートが体内に入っている方
  • 妊娠中・授乳中の方

費用

準備中

よくある質問

痛みを伴いますか?

エレクトロポレーションは微弱な電気を皮膚に流すため、ピリピリした感覚を覚えることがあります。人によって感じ方は異なりますが、基本的には痛みを感じることはありません。

エレクトロポレーション単独で効果を得られますか?

人によって異なりますが、エレクトロポレーションはイオン導入に比べ、有効成分が20倍ほど浸透します。そのため、エレクトロポレーション単独でも十分効果を得られますが、ピーリングやレーザー治療を併用することで、さらに高い効果が期待できます。

エレクトロポレーションはどんな特徴がありますか?

ニードルRFのように針を使って皮膚表面に穴をあける施術は痛みを伴いますが、エレクトロポレーションでは基本的に痛みが現れることはありません。また、イオン導入では皮膚深層にヒアルロン酸などの大きな分子を届けることはできませんでしたが、エレクトロポレーションでは皮膚深層まで届けることができます。

施術の効果を感じるまでに何回施術を受ける必要がありますか?

人によって効果の実感の程度は異なり、1回で効果を感じる方もいらっしゃいます。当院では、2週間に1回、合計4~6回の施術を推奨しています。